Category Archive: 現代の自動車メーカー

独自の自動車メーカー

自動車メーカーにとって希少なブランドは重要であり。別格の車やブランドの場合、良質の商品を製造しさえすれば、特別な販売戦略はまったく不要となる、といったケースもあり得るようです。ブランドにはこのような力があり、それがブランドの価値なわけです。日本の自動車メーカーでも、Ford社と強い提携関係にあったマツダなどは、グループの中で独自のポジションを構築するブランド戦略の概念に基づいた事業展開を図ってきたわけです。ブランドの定義としては、マツダ車すべてに通じるDNAを、Zoom-Zoomで表現し、それを製品ポートフォリオ戦略の中で1車種ごとに落とし込むわけです。各製品はそのDNAを体現した車であり、その集合体であるマツダもそのDNAを体現した会社でなければならない。商品企画やデザインにおいては、タイヤをできるだけ車両の四隅に配置し、ホイールをできるだけ大きくする。フェンダーも躍動感を表現する。走りについても、他社に比べどこをどれだけ向上させる、などの性能要件に落とし込んでいく。そうした一つ一つの積み上げにより、Zoom-Zoomというブランド価値が提供できる車となるわけですね。

自動車メーカーの競争

先進国における自動車メーカーの競争は非常に厳しくて、旧製品と新製品との違いすらユーザーにとっては認識が難しい状況にありますよね。技術革新による差別化も既に限界に近づきつつあります。新開発のエンジンを搭載しても顧客が目に見える変化を感じることはまれであり、エンジン排気量がダウンサイジングされているにもかかわらず性能は向上するというような進化も分かりにくく、説明がなければ気が付かないわけです。目に見える技術革新としては、HEVやEVといった電動パワートレーンを使った車両が挙げられますが、多くのメーカーが続々とその分野に参入しつつあり、競争は激化しています。また、環境問題やコスト削減といった課題への対応が多くなるにつれ、車本来の差別化は難しくなってきています。 Read the rest of this entry >>